華族 近代日本貴族の虚像と実像 (中公新書) [ 小田部雄次 ]

華族 近代日本貴族の虚像と実像 (中公新書) [ 小田部雄次 ]

近代日本貴族の虚像と実像 中公新書 小田部雄次 中央公論新社カゾク オタベ,ユウジ 発行年月:2006年03月25日 予約締切日:2006年03月18日 ページ数:365p サイズ:新書 ISBN:9784121018366 小田部雄次(オタベユウジ) 1952(昭和27)年東京都生まれ。

85年立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得。

立教大学非常勤講師などを経て、静岡福祉大学教授。

専攻は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 イメージとしての華族ー鹿鳴館を彩った人びと/第1章 華族の成立/第2章 「選ばれた階級」の基盤構築/第3章 肥大化する華族ー明治から大正へ/第4章 崩壊への道程ー大正から昭和へ/終章 日本的「貴族」の終焉ー敗戦・戦後 明治維新後、旧公卿・大名、維新功労者などから選ばれた華族。

「皇族の藩屏」として、貴族院議員選出など多くの特権を享受した彼らは、近代日本の政治、経済、生活様式をリードした「恵まれた」階級のはずだった。

日清・日露戦争後、膨大な軍人や財界人を組み込み拡大を続けたが、多様な出自ゆえ基盤は脆く、敗戦とともに消滅する。

本書は、七八年間に一〇一一家存在したその実像を明らかにする。

巻末に詳細な「華族一覧」付。

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