山野草の土 1号 ○山野草培養土 サイズ:6リットル(弊園充填ですので内容量は正味入っております) ○石田精華園オリジナル、弊園の山野草に使用。

【特徴】 1. 平成28年度より、上質(準硬質)赤玉土をブレンド材料として使用しております。

それ以前は硬質赤玉土をブレンドしておりました。

2. 実はお客様より、「水はけが良すぎて使用段階でホームセンターの赤玉土を混ぜている」とのこと。

それにて赤玉土を硬質から上質(準硬質)に変更し、保水力のあるブレンドにしております。

3. そのようなことで、上質(準硬質)赤玉土は吸水性が高く、保水力もあり、夏の水やりの負担を少しでも和らげ、植物の成長には良いかと思います。

4. 但し、上質(準硬質)はより吸水力・保水力があるだけに、冬期の凍結にはくずれやすいことがあげられます。

そのことも春の植替えで新しい培養土を使用することにより解決されるかと思いますので、この1号は使いやすい培養土です。

5. この「山野草の土 1号」に向いている植物はといいますと、アジアモンスーン気候である高温多湿を好む植物、つまり我国に昔から見られる宿根草です。

例えば日本桜草・ススキ・ノギク等数えたならキリがない程あります。

園芸種でいえば、観賞菊・朝顔に代表される日本古来よりの宿根草・一年草です。

その他の一般の宿根草にも最適です。

6. 但し、培養土だけの問題ではなく、植物を育てる容器、つまり植木鉢も様々です。

昔なら陶器しかなく、その産地・焼き方・種類だけというあり様でしたので培養土とのコラボも限定的でした。

現代に於いてはプラスチック鉢が他種多様に流通しておりますので、その使い方も想像を超えるものになっておるかと存じます。

非耐暑性宿根草である夏の暑さに弱い植物、山野草に限らずクリスマスローズや多肉植物のも含めまして陶器鉢が育てやすいのではと思います。

特に山野草の内、山草系・高山植物は培養土とも考えていただきたい問題です。

【用途】 1. 弊園の使用する鉢植えの基本培養土として混合にしたものです。

皆様にもおすすめいたします。

通気性、排水性が良く、そして保水性もあるという条件をかなえてくれるのが弊園の山野草の土です。

その条件&は団粒構造をしていることです。

そして団粒構造と植物の相性がよく合った場合程、その植物が良く育ちます。

育たない、或いは枯れるというのは植物と培養土の相性が悪いからです。

実はクリスマスローズの解説で書いておりますが、根は空気を好むという誰もが書かない根の条件があります。

その条件を満たすのが団粒構造です。

(現実には培養土+肥料+水の三位一体なのですが) 2. そして、山野草の内で野草といわれる好日性の山野草(宿根草)は夏の吸水が特に大きく、保水性の高い培養土が必要かと思います。

それらの条件として山野草の土1号が考えられます。

3. 或いは、好日性の一般の宿根草、ガーデニング等の球根にも最適です。

4. 山野草、或いは水生植物の中の湿生植物と分類され、水を好む宿根草にも最適です。

腰水栽培をしてください。

空気を好み、水を好むという条件を満たしてくれます。

5. 弊園が販売する「山野草の土」の大きな特徴はピートモス等の有機質の混入の無い、限り無くピュアに近い宿根草にやさしい培養土です。

草花培養土のように、3〜4ヶ月間の短期間の成長ならともかく、この培養土で一年間育てるのは無理ではと思います。

ピートモス入りを初めとする有機質の使用は長期間の安定した成長は望めないばかりか、まったく意味がありません。

つまり団粒構造をピートモスが分解していくことにより維持できなくなっているからです。

本邦産の自然の野にある宿根草や山野草をはじめ、一般の宿根草といわれる多年草に向く培養土として最適です。

シダ植物にも向いているのではと思います。

6. そのように考えますと山野草の土1号は、我国を始めとするアジアモンスーン気候の平地に自生する宿根草を始めとして、夏の間水を好む丈夫な宿根草には最適です。

趣味家の方々が鉢植えに毎日水やりしなければならない植物、宿根草には最適と言い替えればよく分かっていただけるかと思います。

7. そしてこの培養土に向かない植物はといいますと、毎日水やりをして枯れる。

或いは、枯れなくとも生育が落ちる植物には向きません。

それは何かといいますと、 1. ●本邦産の植物であっても、より通気性を好むシュンランに代表される地生ランといわれるラン科植物、或いは夏のムレに少し弱い高山植物系です。

そして本邦産の多肉植物もそうではないでしょうか。

或いは、雪割草と福寿草に代表されるキンポウゲ科はよく分かっていただけるのではと思います。

2. ●そして海外の植物です。

例えばヨーロッパ地中海性気候のように「夏涼しく、そして雨が少ない」気候に育つ植物は日本では高温多湿となります。

それにて、夏の間毎日水やりをしますと枯れやすいクリスマスローズ、シクラメン、アネモネ等があります。

それにて、夏の間毎日の水やり控えるか、より排水性、通気性のある培養土を使用することが重要です。

ましてやピートモス入りの保水力の高い培養土では枯れやすい原因はここにあります。

生産者といわれるプロは温室、ビニールハウスで栽培するのは雨を避け、乾燥させているわけです。

詳しくは、「クリスマスローズの育て方」を参考にしてください。

3. ●もう一つの海外の植物の中に「砂漠地帯、或いは乾燥地帯」に自生が見られる植物、つまり多肉植物がそれに当ります。

乾燥を好み、多湿を嫌う性質だけにアジアモンスーン地帯の日本の高温多湿の戸外自然栽培では枯れやすいのです。

より排水性、通気性のある培養土を使用することが重要です。

ましてやピートモス入りでは枯れやすい原因がここにあります。

販売業者、生産業者問わずプロは温室、ビニールハウスで栽培するのは雨を避け、夏の間乾燥させているからです。

つまり、団粒構造がより大きいか維持できているかということになります。

8. 我国をはじめとする中国大陸を含めアジアモンスーン気候に分布する植物は年間降雨量も多く夏は気温も高くなるところから、高温多湿でよく育つ宿根草は山野草の内で野草といわれるものになると思います。

好日性で夏雨が多いところでよく育ちます。

そして涼しさを求め森林の下草として生まれたのが、山野草の内の山草ではと思います。

それも生育適温に応じて標高を上げ、その頂点にあるのが高山植物といわれるものかと思います。

但し、いずれも耐暑性宿根草・非耐暑性宿根草といわれながらも「水を好む」という共通点があるのはアジアモンスーン気候に生育する宿根草かと思われます。

シェードガーデンといわれる日陰の植物は森林の下草として育ち、腐葉土の堆積した層に根を張っているだけに好気性であり、根は空気を好んでいるかと考えられます。

そこで考えられた培養土が夢想かと思います。

つまり「通気性を好み水を好む」という性質が山野草の山草系の宿根草であり、培養土も団粒構造をしておりながら保水力があるものが要求されます。

それを可能にしてのが、弊園の「山野草の土」シリーズです。

その中で保水力がありすぎると夏の高温時に蒸れやすい山野草が出てきます。

それは何かといいますと、涼しさを求めて山中に入り森林の下草として育った山草です。

非耐暑性宿根草といわれるグループです。

これらの山野草には通気性を更に良くした 特選「山野草の土」 ・ 「山野草の土 2号」 でも良いかもしれません。

9. そして弊園のお願いとしまして、何といいましても、弊園の最高級の培養土に他のピートモス等有機質の混入したやや品質の劣る培養土を混合されてのご使用は避けてください。

この培養土の品質の良さが無くなり、ご購入していただく意味が無くなってしまうからです。

10. その他の使用方法として、あらゆる植物の種まきの用途としても最適です。

11. そして、鉢植えの培養土になぜ腐葉土、ピートモス等の有機質が必要無いのか、解説したいと思いますので、今しばらくお待ち願います (2016年10月13日) _______

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